ソロル部屋
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11.[からすや] >>1…っ、はぁ、っく、ふ、はぁ…( 彼を追いかけようとして、走って、走って、走って。息苦しさも、吐き気も、寒気も、全部忘れて必死に追いかける。体力が尽きるとか、力を抜いたらもう立てないだとか、そんなの気にしないで走る。背丈が小さい彼は、自分達の為に頑張ってくれていた。赤の彼も、自分と同じ生者なのに、吐血をして、支えられながらも剣を持ち続けた。そんな彼を支えてくれていた彼も、最後まで戦ってくれた。…こうやって振り返ると、やっぱり自分は役立たずだ。ここまで付いてきてもらった、というのに自分は何もせず、ただ助けてもらうだけ。…嫌になるなぁ。…いや、考えるのはやめておこう。今は、目的を、達成させなければ。走って、辿り着いたのは…全く、見覚えのない場所。目の前にあった道を走り続けたのだ、ここが何処なのかなど分からないだろう。……その中に、一つ。人影が見えた。あの人影は、幾度も見てきた背中。自分の憧れでもあり、ライバルでもあり、親友でもあり、…幼馴染、という言葉が、一番ぴったりと嵌る、彼。あれは…探していた、 .) 09/02 21:16 PC iPhone
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