ソロル部屋
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12.[からすや] >>1… 、っ、なぁ!!( そうだと分かれば、足は無意識に走り出していた。嬉しさで声が裏返る。それほど、彼を探し出すのには時間がかかり、一人で寂しく過ごすのは飽きていたのだ。引き攣りのない、満面の笑みで近づいて行く。.)
なぁ、ず、っと、探しとったんよ!また会えて、…うれ…ぃ……?( にこにこ、と笑いながら、会えた喜びを八つ当たりするかのように彼へと当てようとする。…それは、空振りで終わる。喜びも、無意識で駆け出していた足も、そこで止まった。…はく、と息苦しさが増す。おかしい、確かにあんなにも走ったが、こんなに息苦しさが増したのは…彼に、近づいてから?…感じたことがあった。ここに来る前に、あったのだ。悪霊に会って、そうなっ…悪、霊?彼がゆっくりと、振り返る。…記憶にある、彼の表情は一つも感じられなかった。いや、よくよく見てみれば、この姿は…彼の姿に似た、何かだ。異形じゃないか。…なん、で?なんで、なんで… .)
ぁ…あ、あ"あ"ぁ"ああああ!!!( …こうして叫んだ後、記憶が無い。ふと意識が戻ってきた時には、見覚えのある場所へと戻ってきていた。…ここは、確か…三人と分かれて、少し走って着く場所、か。何も無い場所だなぁ…そう思いながら、壁へと寄りかかる。疲れた。…彼奴は、彼奴は…そっか。なんで、あぁなっちゃったんだろうなぁ…自分の、せいなのかな。後悔を、深く、深く、また抉る。…視界が滲んで、手にぽつりと落ちてくる。…痛い、なぁ。 .) 09/02 21:17 PC iPhone
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