夏の終わり
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…ぁ、( 彼奴、あいつ…幼馴染。 覚えていないはずの何かが、ふわりと脳内でゆっくりと再生される… 昔の記憶の夢。楽しく、誰かと話している夢。顔は黒いもやで見えないが、誰と話しているかは脳が覚えていた。話し相手は幼馴染。…確か、この日は自分の誕生日で。貰ったものは十字架のネックレス。受け取ったと同時に、耳元にノイズが走る。なんて言われているのか分からない。なのに、心の器から喜びが溢れ出してしまいそうなくらいに、嬉しい言葉だった。 …そこで、瞬きをして彼を見た。そこには彼の姿は無く、景色は一瞬で変わっていた。もう見たくない、と嘆く程に脳にも瞼の裏にも焼き付いていたあの景色。…あの、戦争の景色で。何かを抱きかかえたまま、『走らなきゃ』という使命感に追われ、何故か重くて力も入れる気がない足を無理矢理にでも動かす。また、ノイズが聞こえた。何を言っているのかこれも分からない。…でも、心ではとても辛いものだったようで、ぼろぼろと涙が溢れ出ていた。 またひとつ、瞬きをする。そこから伝えられたのはノイズなどない、はっきりと聞こえて 耳にも残る言葉で。
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