夏の終わり
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「 鬱、此れの意味 」 差し出された物は腕時計。一番、選んで欲しかった物はそれで。先程まであんなに時間をかけて悩んでいたのに、即決したと言うのだ。きっと青は阿呆らしい顔をしていたんだろう。赤には苦笑されて、なんだか恥ずかしくて顔を腕で隠した。恥ずかしがるべきは、目の前の赤だけれど。 意味を告げた瞬間に 彼は火照って、青はそれが面白くて指を差して笑う。照れながら買おうとする姿も 物凄く面白くて。腹筋がおかしくなるくらい笑った。粛清コースは免れない。 「 それでよかったん ? 」 「 ええんや、これで。」 そんなに高くもなく、派手でもない。でも それがいいのだと彼は言った。分かる様な、分からないような。そんな気持ちの波に乗りながら 会計を済ませた赤の横を付いて屋敷に戻った。" 渡してこいよ、" 別れ際にはエ−ルを送って、部屋に戻った。 「 グルさん、失礼します。」 律儀にノックを三回。重々しい空気の扉を開けて、顔を覗かせた。買ったばかりの腕時計は背中に隠した。不機嫌そうだった顔は、部屋に来た者の顔を見るなり 明るくなって 「 どうしんんだ、トン助、」 はて、何か今日は用事でもあったかな。頼み事でもしてたっけ..? 最近、忙しそうな赤はただ会いに来てくれた、何てことは無いだろうに。そう信じたかった 「 あのさ、俺 あんまりグルさんと最近 一緒居れんかったやん、やから 」 恥かしげに頬を掻く彼の手から、黒い箱が差し出されて、訳も分からなく受け取る。プレゼントか? 珍しい。気付けば誰かを叱っていたり、面倒を見ている彼が 自分の為に何か行動してくれるなんて。 「 俺の為に、か。有難うトントン。」 頭を撫でて、それを照れながら嬉しそうに受ける彼が愛おしい、そう思ってしまったんだ。綺麗に舗装されていたプレゼントを 丁寧にあげれば、其処には黒を基調とした腕時計。何か思い出したのかもっと顔を赤くして、小さく告げた。 「 ぐ、ぐるさん、その 時計の意味みたいなのがあんねんけどッ、」 ゆっくり告げたその意味は、今まで恥ずかしくて言えなかった言葉が詰まっていた。 「 ありがとう、トントン。」 一生大切にする。此れも、お前も。 ( 肝心な所で集中力切れてもうハァイ…。意味は自分でggって ( ハァト ) )( ごめんなさい ( 土下座 )
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