夏の終わり
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「トン氏、今日の夕飯はなんだ?」 「生姜焼きやで。今日はデザートもある」 「本当か?ありがとうな!」 あぁ、やはりそういう関係になってしまったの。旦那様がトントンさんの頬に元気よく口づけをするのを見ると、胸が苦しくなる。トントンさんの顔を見て大体は察していたけど、目の当たりにすると辛いもの。山間部で暮らしていた時に身についた人の顔をうかがって察してしまうのも困るものだわ。旦那様は唯一私を見てくれると思ったのに、赤い目だけが好きという人でもないのに、育ち方の似た彼を選ぶのね……少し嫉妬してしまいそう。いえ、かなり嫉妬してるに決まってるわ。だって、胸の苦しいのがぐるぐる回ってどんどんと黒い感情になっているのだから。この台所に立つのも旦那様の隣に立つのも私だったのに、トントンさんは身勝手に全てを奪って……ほんと嫌な泥棒猫だこと。 それでも、旦那様の笑顔を見れば結局許しちゃうのでしょうね。私は、私をしっかり見てくれたグルッペンさんが愛しいんだもの。 でも、ハッピーエンドなんて思わない。 おわり
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