夏の終わり
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あの日に小知に出会った事を僕は後悔していない。 ーそれはわたしも同じです。ー これはとある村の儀式で犠牲(イケニエ)となった2人の話 出会いはこの村にある唯一の書庫。ここには村に関する大事な資料もあるため普通の人の出入りは許されていない。だから普段は一人...そう思っていた。 ガタン「ぅあッッ、」 人が落ちる鈍い音と誰かの声、泥棒と思い直ぐ様見に行く。天井の窓から落ちてきたようだ。そこにはこの村では見かけない男の子。見た目から神々しい''ナニか''を感じる。彼は焦ってはいたもののわたしなんかに落ち着いた美しい土下座をした。「この事はどうか内緒事にしてください。」と。お願いします、お願いします、と何度も言うので「内緒にするから頭を挙げて」と無意識に言ってしまった。彼が静かになるまでに2分は掛かったものの、彼は直ぐに天井の窓から出ていった。 「何だったの.....;;;。」 昨日の彼が純粋に気になった。特にあの瞳。あんな美しいものを見てしまったせいか他の瞳が汚れているように見える。もう一度彼に会いたい。そうしてわたしは得意としない御近所に聞き回って情報を集める事にした。しかし誰も知らなければ見たこともないと言う。あんなに綺麗なのだから知ってる人が居ても良いと思う。諦めかけた、休憩しようと普段通らない紅葉に囲まれた道を通る。そこには1本だけ長いこと生きる人三人分の太さがある木。そこの前を通るとき、鳥や兎に鹿や栗鼠といった生き物に囲まれる彼がいた。すると此方に気付いたのか浅いお辞儀をかましては 「昨日はすいませんでした。」 と一言。あの時より明るいところだったからよく彼が見える。そして彼は静かで無口な人かと思ったのに、割りとフレンドリーで話しやすかった。人生でこんなに話したことは無いだろう。そう思った。 親近感が湧いた。そしてついに村長に彼が誰なのかを聞いた。 「彼は『神使い』の生け贄である。近々死を迎えるだろう。」
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