夏の終わり
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儀式が始まる。わたしは白い服を着させられ、彼は今よりずっと輝いた服を着ては先祖代々に受け継がれている透明布の付いた輪(リング)の被り物を身に付ける。木で造られた年期を感じさせる儀式場。微かに残る血の臭い。儀式だから人が死ぬというイメージは何となく出来ていた。鈴の音、儀式場の回りに火がつく。彼の後ろについて行く。儀式の進め方通りに。 その時、 わたしは男2人に倒されては頭を掴みあげられた。わたしは驚きで動揺を隠しきれず、流石に彼も振り返ってはあわあわとして呆然としている。村長の高笑い。 「さぁさぁ始めるぞぉお!」 「''本当''の儀式をぉ!!」 何を言っているのか分からなかった。本当の...?。今までの儀式は?。全部、間違え...?、では彼の先祖様達は......?。 刹那。固いものを切るあの嫌な音。 わたしのからだが頭から外れる音がした。 *.*.*. 僕は分からない。人の首が切れると死んでしまうことなんて。まだ平気だった。 「お母さん.....?大丈夫?;;;;」 「......................................................。」 近づこうとすると腕を掴まれる。その瞬間、2人の男がお母さんを切り刻む。人間とは思えないほどの肉塊となるまで。異臭がしてきては吐き気と目眩がした。下を向いて何も見ないようにしたかった。しかし村長がしっかりと僕を固定する。土下座の体勢にさせられては奴隷のように座らされる。何をされるのかという恐怖心。何も喋らなくなったお母さんだったもの。 「さぁ、お母さんだよぉ?お肉大好きだろぉ???」 村長がお母さんだったものを手で掴んでは僕の口に積め入れてきた。 「〜〜〜〜〜〜ッッ??!!」 絶叫。涙が出てくる。こんなに辛いことはない。その肉が喉に詰まって息が出来なくなる。意識が遠退く。 僕は悲しい。辛い。こんな終わり方はしたくない。この運命から逃れられないのなら、 『夢』の様な生き方をしていたかった。 あんな世界があるのなら。 己の長所を失ってでもーーーーーーー。 ガサッ。 これはとある村の「かみさま」を創る儀式のお話。 End...?
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