夏の終わり
トップページ
表示:
ツリー
スレッド
トピック
新規投稿
記事検索
友達に教える
戻る
管理者にメール
マニュアル
管理画面
スレッド/レス編集
■編集する記事No.
761
■削除/編集パス(※)
投稿時に入力した削除/編集パスワードを入力して下さい
■名前
■メールアドレス
■本文
朝、起床。起き上がって、首に掛けた一つの木製十字架をぐっと握る。ぽろりと溢れた独り言。あの人の名前を紡いでも、空気が漏れ出るだけ。口が静かに動くだけで、そこからは声は聞こえない。おかしい、可笑しいじゃないか、ぼろぼろと雨のように零れて止まない涙はそのまま布団へと吸い込まれていく。子供のように、そして居るはずなどない親へと助けを乞うように、頭を抱えて、十字架を持つ手は心臓のある辺りの服の布をぐしゃりと握り潰す。 あの子の名前は何だったか。脳内に霧がかっていて、思い出せなくて。あの子の、彼の名前、思い出せ、思い出せ、おもいだせ…
■ファイル編集
何もしない
画像を変更
YouTubeを変更
画像を削除
スレッドに戻る
トップページ
表示:
ツリー
スレッド
トピック
新規投稿
記事検索
友達に教える
戻る
管理者にメール
マニュアル
管理画面