夏の終わり
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「……それ以上言ったら君しぬよ?」 「脅しですか。へぇ〜〜?」 嘲笑うようにライダーが言うと、ランサーはすっと目を細める。すると、ランサーの目はキラキラと炎のように光った。 「かはっ!ごほっ、ごほっ!」 光ったと同時にエーミールの咳も酷くなった。背中をさすろうとすると、腕を掴んで遠慮される。これは魔力の供給源のエーミールが倒れればなんとか勝てるか?また長期戦……なんてライダーの体力を気にする。 ライダーが煽ってからランサーの攻撃は強くなった。一突き一突きが確実に殺そうとしている動きだ。それに合わせてエーミールは具合が悪そうになる。人間とサーヴァントは違う。供給源である人間が死んだら弱まるだろう。 「エーミール。もうそろそろええんちゃう?何願いたいか知らんけど、ランサーがライダー殺ってる頃にはお前死んどるで」 「……構いません。ランサーにはわたしの願いを伝えてあります。きっと聖杯を手にしたら叶えてくれるでしょう」 「そうか?俺はちゃうと思うで。エミさん」 そう言うと、暗くなったそらを見上げる。もう夜も深い。時間が経てば次の日が来る。エーミールも日が出る頃にはもう無理だろうななんて考える。 「ランサー!やってください!はやく!」 エーミールが胸を押さえながらそう叫ぶ。もう時間がないことを分かっているんだろう。エーミールの額には汗がつたい、目は血走っている。そろそろだと思い、ライダーを見る。ライダーもそれに気づいたのか目を合わし返してくれる。
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