夏の終わり
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「ふっ、戦いの神が聞いて呆れる。そんな平和な願いを俺がすると思うか?あの生温い彼奴とは違うんだ。マスター……トントンはかならず、俺の手で殺す」 青色の眼光鋭く聖杯を見るとそう言う。私の方を見てにやりと笑うと、聖杯を空に掲げる。 「聖杯よ、俺の願いを聞いてくれ。勝者の願いは__」 口角が上がったままグルッペンは願い事を言う。その願い事は、あんな優しいやつから出てこないだろうものだった。やはり、オルタはオリジナルと違うんだと確認できた。 「あははははははははははっ!あははははははははっ!本当か?お前!」 「あぁ、本気だ」 ひとしきり、二人で笑う。狂ったように、この世界が崩れ堕ちていく中で笑った。あぁ、馬鹿馬鹿しい。そう思ったのを最後にこの世界は聖杯の光に飲まれていった。 「グ……さん、グルさん……!」 微睡みの中、いつもの安心できる声が俺を呼ぶ。それに答えるように目を開く。もう朝かなんて思いながら起き上がる。頭がぼんやりする。 「もう朝……?」 「せやで。はよ顔洗って朝ごはん食べるで」 トントンにそう言われると、起き上がって一階へ行く。階段を降りる感覚、騒がしい同居人の声……そして、自分から出てきた低い声。あぁ、できたんだなんて思う。 「おはよ、グルッペン」 「ん、しんぺい……いや、ぺ神。おはよう」 「……何か、悪い夢見た?」
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