夏の終わり

[ 追記 ] 無事、幼馴染に会いたいという願いは叶うことが出来た。…悪霊と化してしまったが。そこから、なってしまった理由は自分自身にある、とせめるようになる。 / 幼馴染は悪霊になったため、いずれかは倒さなければならない。生身の身体で戦うとなると、勝つことは難しい。四層へ行った時に散々思い知らされた。このまま皆へと相談して、彼を自由の身にさせるか、彼が悪霊から元に戻る方法を見つけ出すまでは秘密にするか、ということでも悩んでいる。…これは、全て自分自身の問題。出来れば、誰の手を借りずに解決出来たらいいのだが。 / 屋敷に住むメンバー達に対して、引き攣りの笑みを浮かべるようになった。それは心から楽しい、一人ではない、という喜びから来ている。…まぁ、たまに引き攣りの笑みはこぼしてしまうのだが。