夏の終わり

>>28


【備考】生きていた頃の鬱の育ての親（瀬名さんの承諾済み）。彼が成長するに連れ、実験の助手も頼んだり、たまに悪戯を仕掛けて反応を楽しんでいた。鬱のことをふざけてモルモットと形容することもあるが、何だかんだ言いつつも彼が徴兵されていくまで自分のもとに住まわせていたので、家族愛のようなものはあったもよう。本人は直接戦地には赴かず、外局にて薬の開発を任された。その薬の名は『零式頓服薬』。人間の脳の感情を司る部分に干渉する薬。一種の麻薬のような作用があり、戦争に於いて兵士の妨げとなる人殺しへの『恐怖感』と女子供への『良心』を殺す効果がある。本人はそれを作ることを始めは拒否したが、最終的には諦めてしまった。