「おはよう、セイバー」「トントン、おはよう」 朝、一階に降りるとすでにセイバーがいた。自分より先に誰かがいるのは新鮮だなんて考える。「朝ごはん作るから待っとってな」「あぁ……待ってる」 昨日と変わらず、キッチンに立つ。なんだか、セイバーがそわそわしている気がしたが気のせいだろう。冷蔵庫を開け、卵やハムを取り出して作り始める。「っ、伏せろトントン!」「はっ?!」 いきなりそう言われると、少し遅れて伏せる。すると、ドォオンッとリビングの床がえぐれるほどの衝撃が来る。何が起こったのかびっくりしていると、人の足音が家の中に入ってきた。「アーチャー、こんな派手じゃなくてもよかったんやけど」「ええやろ。牽制にはなったんやから」「は……?」 会話をしながら現れたのは、ゾムとロボロだった。続く
「おはよう、セイバー」
「トントン、おはよう」
朝、一階に降りるとすでにセイバーがいた。自分より先に誰かがいるのは新鮮だなんて考える。
「朝ごはん作るから待っとってな」
「あぁ……待ってる」
昨日と変わらず、キッチンに立つ。なんだか、セイバーがそわそわしている気がしたが気のせいだろう。冷蔵庫を開け、卵やハムを取り出して作り始める。
「っ、伏せろトントン!」
「はっ?!」
いきなりそう言われると、少し遅れて伏せる。すると、ドォオンッとリビングの床がえぐれるほどの衝撃が来る。何が起こったのかびっくりしていると、人の足音が家の中に入ってきた。
「アーチャー、こんな派手じゃなくてもよかったんやけど」
「ええやろ。牽制にはなったんやから」
「は……?」
会話をしながら現れたのは、ゾムとロボロだった。
続く