「てか、兄さんどこにおるんや……」 アサシンが拳銃一丁でバーサーカーと戦っているのを見ながらそう呟く。サーヴァントの近くに必ずいると思っていたが、館の何処にも兄さんの姿は見えなかった。「マスター!令呪使ってくれへん?火力が足りん!」「押されとるん?」「いや、相性的には互いに有利やけど火力はバーサーカーの方が上やわ」 薬品を撒き散らしながら暴れるバーサーカーに牽制しつつ、そう申し出てくる。長引くとあかんか……なんて思うと、左手の甲に触れる。「令呪を以って命ず、アサシン!バーサーカーを倒せ!!」 そう叫ぶと手の甲の令呪が光り、一画が消える。令呪を使ってくれと言われたが、この命令でいいんだろうかなんて少し不安だが、アサシンを見ると拳銃に青い筋が入り、打つたびに青い煙が出ていた。変化があるということは、これでよかったんやなんて思う。「Aaaaaaaaaaaaaa……Aa……」「はー……遅いで、シャオさん」 アサシンの弾丸がバーサーカーの胸に打ち込まれると、バーサーカーは呻きながら動きを止めた。「……兄さん。今頃か。もう遅いで、何もかも」「おー、バーサーカー倒してくれたん?」「は?」
「てか、兄さんどこにおるんや……」
アサシンが拳銃一丁でバーサーカーと戦っているのを見ながらそう呟く。サーヴァントの近くに必ずいると思っていたが、館の何処にも兄さんの姿は見えなかった。
「マスター!令呪使ってくれへん?火力が足りん!」
「押されとるん?」
「いや、相性的には互いに有利やけど火力はバーサーカーの方が上やわ」
薬品を撒き散らしながら暴れるバーサーカーに牽制しつつ、そう申し出てくる。長引くとあかんか……なんて思うと、左手の甲に触れる。
「令呪を以って命ず、アサシン!バーサーカーを倒せ!!」
そう叫ぶと手の甲の令呪が光り、一画が消える。令呪を使ってくれと言われたが、この命令でいいんだろうかなんて少し不安だが、アサシンを見ると拳銃に青い筋が入り、打つたびに青い煙が出ていた。変化があるということは、これでよかったんやなんて思う。
「Aaaaaaaaaaaaaa……Aa……」
「はー……遅いで、シャオさん」
アサシンの弾丸がバーサーカーの胸に打ち込まれると、バーサーカーは呻きながら動きを止めた。
「……兄さん。今頃か。もう遅いで、何もかも」
「おー、バーサーカー倒してくれたん?」
「は?」