「サーヴァントとマスター、両方かえすことができそうなのでやりますねー」 またビルの壁に映ると、そう言って消える。アサシンの体を見ると、さらさらと金色の砂に変わっていた。自分の足も同じようになっていた。「あと二組や。せいぜい、生き延びろよ」「当たり前やろ。何のためにここまで待ってたと思うんや」「……せやな。お前ならなんとかなるやろ……」「なんとかして聖杯を手に入れる」「……なぁ、残りの一人。エーミールなんや、しかもサーヴァントが……」 コネシマに相手の情報を伝えようとしたが、言う前にすうっと煙と同じように空に消えていった。続くシャオロン脱落。あと2名
「サーヴァントとマスター、両方かえすことができそうなのでやりますねー」
またビルの壁に映ると、そう言って消える。アサシンの体を見ると、さらさらと金色の砂に変わっていた。自分の足も同じようになっていた。
「あと二組や。せいぜい、生き延びろよ」
「当たり前やろ。何のためにここまで待ってたと思うんや」
「……せやな。お前ならなんとかなるやろ……」
「なんとかして聖杯を手に入れる」
「……なぁ、残りの一人。エーミールなんや、しかもサーヴァントが……」
コネシマに相手の情報を伝えようとしたが、言う前にすうっと煙と同じように空に消えていった。
続く
シャオロン脱落。あと2名